NISAってご存知ですか?

ご無沙汰しております。幅広い商品を紹介する予定ですが、ビビッとくる商品がなかなか見当たりません。最近、お客様の好みの多様化により、商品のライフタイムサイクルが短くなっており、新商品の寿命が本当に短くなってしまってます。メーカーさんもヒットすると思い、商品を出してきますが、なかなか認知されないで終売を迎える商品が多いです。食品におけるキーワードは、健康、安心、安全ですが、+リーズナブルが不可欠であると考えます。普段口にする商品ですので、あまりに高い商品は買えません。そんな商品を発掘していきたいと考えております。
本日は全く別の話。NISAって最近、CMでも叫ばれております。証券会社のCMですね。ご存知の方も多いかと存じます。今年、2014年からスタートした制度です。NISAとは「少額投資非課税制度」のことです。上場株式や投資信託などの運用益や配当金を一定額非課税にする制度です。NISA口座でお取引を行っていただくと、利益に対してかかる約20%の税金がかかりません。なお、非課税枠は最大で100万円/一人となっております。
この制度、昨年まで証券優遇税制が実施されて、通常は売買益の20%の税率のところ、昨年まで10%が適用されておりました。今年から、この優遇期間が終了し、20%の税率に戻ったため、株式市場への影響を考慮してNISAを実施したと認識しております。もともとイギリスの制度でISA(個人貯蓄口座)というものがあり、こちらを制度に着目したのが、日本版ISA=NISAです。運用の仕方はかなり異なりますが、イギリスでは、このISAの仕組みにより、個人投資家の株式市場への関心をひきつけ成功をしております。日本では今年の導入から、数百万口座が開設された模様で、一定の成果を収めております。来年は、非課税枠の拡大を検討中の模様で、現在の100万円から200万円に枠を拡大することを検討中という記事が日経にも載りました。
現在日銀では、2%の物価安定目標を旗頭に、異次元の金融緩和政策を実施中です。日本国政府が発行した国債の大部分を日銀が購入しております。(日銀のホームページ) 円安による輸入物価上昇や消費税増税もあり、物価は上昇しておりますが、今後、増税の影響により景気の腰折れにより、再度デフレ傾向に行くことも予想されます。まだまだ、予断を許さないのが実情ですが、このような政策の出口戦略が語られない現状では、金利の上昇はしばらく見込めないとみるのが大勢です。(一部国債の暴落等による金利上昇が発生するとみる向きもありますが…)
そこで生活防衛の一環としても、NISAの枠の利用を考えてみてはいかがでしょうか?勿論、株にしても投資信託にしても元金は保証されませんので、自己責任にはなりますが、預貯金の一部の差しさわりのない金額で初めてみてはいかがでしょうか?NISA口座の作成には、住民票の提出が必要であったと思います。また、おひとり様1口座のみですので、口座の作りたい金融機関(銀行や証券会社)に聞いてみるのもいいかと思います。その際、安定しているものとか、キャピタルゲイン追求とか言えば、おすすめ商品を紹介してくれると思います。
食品スーパーとは全く関係ない話で申し訳ございません。また、再度申し上げますが、上場有価証券や投資信託には価格変動リスクが伴い、元金を下回る可能性がございます。そのようなリスクをご認識したうえでお願い申し上げます。